徳島から伊丹へ 最後のYS-11

( JAC430  JA8809 )


2002/1/7

 

 

2002/1/7の徳島から伊丹への第1便(JAC430)は、
08:35発。 最後の伊丹行きYS-11だ。

第1便は、前日の最終便機材が使われるため、
機材到着遅延、欠航の心配は少なからず和らぐ。

JAC430は、前日の福岡からの機材が使われ、
ステイするのは JA8809

 

 

 

スポット3で出発準備をするJAC430。

電源車から電気をもらっている。
 

 

 

 

出発案内も「搭乗手続き中」

予定通りのフライトとなりそうだ。

 

 

 

この便の搭乗客は、12名。
私のシートは、2D

以前、関西行きに乗ったとき、乗客はわずか3名
ということもあった。SAAB340だったが。

これでは、廃止もしかたないか。
しかし、ますます不便になるのも確か。

 

 

 

冬のTKSは、大抵、北西風のためRWY29を使用する。
この便も同様だ。

出発方式は、アリタ1ディパーチャー。
和歌山県有田市沖を目指し 08:44 離陸した。

 

 

 

離陸後すぐ、東に機首を向けるため左旋回すると
吉野川、その奥に眉山(びざん)が見えてくる。

空気が澄んでいれば、とがった室戸岬も
見えたことがある。

 

 

 

冬の朝、低い太陽の光を浴びプロペラが輝く。

TKS出発の定期便は 離陸後1、2分で関西レーダーの
官制空域に入り徳島レーダーからハンドオフされる。

関空開港(94/9/4)で徳島上空域は複雑になった。
同時に6,7機の旅客機が地上から見えることがあり、
この上、神戸空港ができればどうなるのかな。

 

 

 

関西空港、仁徳天皇陵、八尾空港、大阪城を
見物しながら、伊丹に向かう。

  この日はあまり天気が良くなかったため、
  過去画像にて。
  これは01/12/14のJAC430 (JA8717)からの
  撮影。関西空港が見えている。

 

 

 

八尾空港 (RJOY)

JAS900 (MD-90 JA8065) から
  97/04/24 の撮影。

この頃、MD-87,81,90が飛んでいた。
飛行時間は、YS-11と同じだったが、
ジェット特別料金850円が必要だった。

 

 

 

丹空港は、ほとんどRWY32使用だ。
千里川を横切り 09:08 32Rにランディング。

  01/12/14 (YS-11 JA8717) 撮影。

 

 

 

乗客はみんな降りた。
私にとって最後のYSのキャビンかもしれない。

(しかし、その後
 03/07/06にFUK→TKSのJA8766に搭乗した。)

 

 

 

到着機は、09:40にJAC433として徳島に向かうため
すぐに出発準備だ。

              01/12/14のJAC433

 

 

 

徳島線がよく使った端っこのゲート24。
「遠い、寂しい、飛行機が小さい。」
とよく悪口を聞いたものだ。

 

 

 

伊丹に国際線があった頃、
大きな荷物を受け取りに行ったものだ。

 

 

 

無事到着を伝えるパシャパシャ案内板。
電子式より味わいがある。

展望デッキへ急ぎ
徳島行き 最後のYS-11を見送ろう。

 

 

 

JAC433 は、
09:50 RWY32Rを離陸していった。

この機には、最終便の記念品画像を提供頂いている
一般市民の大井カズオさんが搭乗されている。

それにしても、伊丹の展望デッキは、
いただけなくなった。
早期のフィンガー開放を期待する。

 

 

伊丹から徳島へ最後のフライト          最後の徳島-大阪線

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